【開催レポート】会場の様子
2019年05月16日
開催からあっという間に1週間が経とうとしています。
本日より、フィールドオブクラフト2019開催レポートを随時掲載してまいります。
撮影サポーターが会場を歩いて撮影した写真もたくさん載せてまいりますので、ご来場頂いた皆様にも、残念ながら今回は来れなかったという方にも、楽しんでいただけたらと思います。
フィールドオブクラフト 倉敷2019は、「晴れの国おかやま」と呼ぶにふさわしい青空の中でスタートし、朝早くから大勢の来場者が訪れました。
麦わら帽子と日傘の揺れる会場は初夏の陽気とお客さんの発する熱気で他の場所より2、3℃暑いのでは?!と感じるほどでした。
2日間とも快晴で、最高気温は29.9℃だったそうです。
暑いけれど、雨が降った昨年の大変さを思い出してみると、お日様が元気な方が100倍気持ちいいなと実感しました。
木陰に入ると風が通り抜け暑さも和らぎます。
鹿革の端切れで作ったという鹿のマリオネットが時折吹く風にゆらゆら揺れて、気持ち良さそうにしていました。
ガラスの花器は日差しを通した影が綺麗で、並んでいるだけでひんやりすずしそうで、会場で爽やかさを感じさせてくれていました。
軽やかで風通しの良い竹かごも、夏の暮らしに涼を運んでくれそうでした。
手に持って肌触りを確かめたり、
近くで目を凝らして精巧なつくりを実感したり、
使うシーンを思い描きながらじっくりと時間をかけて選んでいる来場者の方々を見ていると、ふと、今この会場にいるそれぞれが、そこここで、「コレ!」というものに出会っているんだと感じました。
暮らしの中に手仕事がある豊かさをこんなにたくさんの人たちが共有しているのだと思うと嬉しい気持ちになります。
熱心にご覧になる外国からのお客様も多く、英語の質問に首をかしげる作り手に、お客様が訳して助けていたりするシーンも見られました。
日曜日には恒例の紙芝居もやってきました。
子どもたちはもちろん、ついつい大人も引き込まれちゃうんですよ、近藤さんの熱演紙芝居。
2日目の午後にはわあっという歓声が上がりテントの外に出て見ると、西の空に彩雲が浮かんでいました。
薄くたなびく雲が虹色になった彩雲は、慶雲、瑞雲とも呼ばれて吉兆の印なんだそうです。
最後にはこんな素敵な気象現象で締めくくれて最高の2日間でした。
お天気の神様、ありがとうございました。(来年も是非晴れにしてください!)
明日以降もまだまだリポートつづきます。