HOME  >  ブログ  >  フィールドオブクラフト2017  >  開催レポート2017  >  【開催レポート3】作家ブース・まだまだ実演あります編

【開催レポート3】作家ブース・まだまだ実演あります編

2017年05月22日

5月13、14日に開催いたしましたフィールドオブクラフト倉敷。開催レポートも3回目となりましたが、会場で手仕事を伝える工夫をしてくださった作家さんはまだまだいらっしゃいます。できる限りこちらで紹介していきますね。

初出展の岩井歩さん(アクセサリー)はフランスオートクチュール刺繍の技法をかぎ針を使って実演。渡仏して学んだそうで、現地ではシャネルのバッグの制作にも関わった経験があるとか。

その刺繍の技法を使ったアクセサリーがこちら。

同じく初出展の渡辺遼さん(金属)は、専用のハサミを使って金属の板を切り出す様子を実演。切れ端がまるで紙屑のように落ちていくさまが印象的でした。

阿部純一さん(革)は手縫いによる縫製過程の実演。

小林克久さん(木工)は毎年、シェーカーオーバルボックスの曲げ工程の実演をしてくださっていたのですが、今年はさらにパワーアップ。なんとミニ工房と称して会期2日を使って、スワローテイルの切り出しから曲げ、釘打ちと固定までの実演にチャレンジされました!ブース前を通る度に出来上がっていくオーバルボックスに気がつかれましたでしょうか?

小林さんのシェーカーオーバルボックス。

陶芸の技法を実演くださっていたのは松原竜馬さん(陶磁)。スリップウエアやイッチンと呼ばれる技法を使っているそうです。

 

松原さんの作品。

初出展のトチモトアイコさん(陶磁)は土笛を制作されています。ブースからはいつも優しい音色が響いていました。

この大きな金太郎の置物も土笛です。

蹴りろくろ体験でご紹介した市川孝さん(陶磁)。二日目の朝には、台湾のお茶をたてて、茶会が開かれていました。

 

 

作家ブースの写真はここまでなんですが、会場ではこのほかにも手仕事を伝える工夫をしてくださっていた方がまだまだいらしゃいました。写真に収めるチャンスがなく、回りきれなかった出展者のみなさん、ごめんなさい!

TOP