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【開催レポート】 ワークショップ

2019年05月19日

抜けるような青空、会場内で一番新緑の美しい広場にて繰り広げられた12のワークショップ。
お天気もよかったからでしょうか。子ども達の楽しそうな声、トンカントンカン、と金属や木片を打つ音、そして今年は楽器も登場し、その音色も響く笑顔に包まれた会場となりました。

張り子で絵付け体験の眞鍋芳生さんのブースでは、筆を持つことができれば参加できるという2、3歳の小さなお子さんも参加が可能なワークショップでした。そのため、テント内は一番年齢層の幅広い参加者でにぎわっています。
眞鍋さんは「絵を描くことが好きな子が多い。何も手を出さなかったら、想像もつかない面白さのお面を作ってくれるよ」と。
さらには大人だけの参加者も負けていません。我々がおじゃました時には大人の方の作品が出来上がったところでした。それがこちら!
あまりの色使いの素敵さに我々も写真を撮らせて頂きました。

子どもたちは出来上がったら眞鍋さんに「ゴム紐付けて!」と持ってきます。会場内でも自作の出来立てほやほやのお面をかぶった子どもたちを見かけた方も多かったでしょう。

初出展の石川照男さんは木製楽器をつくろう、というワークショップでした。ブースの前には木製太鼓や木琴も。その楽しそうな楽器類に子ども達の目は釘付けです。

今年の会場のあちこちで可愛らしいピーピーという音がしたのは、こちらのワークショップでつくった「笛」でした。
出来上がると石川さんもギターを片手に子どもたちと一緒に「森のくまさん」の合奏が始まります。
最初は恥ずかしくて吹けなかった子も石川さんのノリノリのギターに最後には大合奏!となっていました。
作ったら使う、これがクラフトの醍醐味です。

ワークショップの各ブースには県内の大学生や県内外からの社会人のサポーターさんが沢山お手伝いをしてくださいました。
フィールドオブクラフト倉敷では今年も開催前にポスターやHP、SNSでサポーターさんを募りました。

ガラスのオカベマキコさんのブースでサポーターとしてお手伝いをして下さった県内の大学3年生は、学校内に貼ってあったポスターを見て、手づくりが好きというのもあって、応募した、とお話ししてくれました。
「実際参加してみて実感したのは、言葉で教えることの難しさ。実際に自分でつくっているところを見せて教えるとわかってもらえた」と、1日で色々と工夫をした様子を垣間見せてくれました。
プロのつくり手の皆さんのもとで教えることの奥深さを感じる、これも非日常の体験として、これからの生活のどこかできっと役にたってくれるはずと私たちは信じています!
多くのサポーターの皆さん、暑い中でしたが、ご参加をありがとうございました!

来年も沢山のサポーターの皆さんとつくり手の皆さんと共に楽しい会場を作り上げていけたら、と思っています。

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