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【開催レポート】出展作家1

2019年05月17日

フィールドオブクラフト の最大の見所といえばやはり出展作家の展示ブースです。北は北海道、南は鹿児島から日本各地から集まった78組のテントが並びました。過去最大の出展となり見応えがありました。


どうしてこんな風に気泡ができるの?という質問に丁寧に答えてくださった地元岡山の作り手、大村淑華さんは「すごい人で圧倒されてます。クラフトフェアが初めて。屋外での展示も初めて。自分にできるかと思っていたけど、こうしてここに並べられたから、それだけで良くやった!私!って思っちゃいました。」と笑っておられました。

大分の小河眞平さんもフィールドオブクラフト には初出展。倉敷の雰囲気について「お客さんがしっかりものを見て、その上で評価してくれる。受け入れてくれる雰囲気が作り手としてすごく嬉しい。」と話してくださいました。

会場では実演を行なってくださる作り手もたくさんいます。
色の違う泥で模様を描くスリップウエアという陶芸の技法を見せてくださったのは、松原竜馬さん。

「こう、こう、ってやってみせると、みなさんの反応が良くて。」

「そう、楽しいんだよね〜。さっきもほら、外国の方が来たからやろうって!すごく喜んでた!」とご近所ブースの角田さん。第一回目から参加してくださる倉敷の常連の二人ですが、ここでの実演を毎回楽しみながらでやってくださっている印象があります。

照井壮さんも毎回、実演をしながら接客をしてくださいます。
今回は磁器の鏡餅をサンドペーパーで磨いて滑らかに仕上げておられました。遠方から実演の準備をしてくるの、大変じゃないですか?とお伺いしたら、「全然!おしゃべりしながらできるような作業だし。触ってもらってもいいんですよ。粉まみれになって、わ〜ってなるんですけど。こうやって手を動かしてるのを見てもらうことでいろんなことが伝わるんです。」

倉敷のクラフトフェアの生き生きとした雰囲気は作り手の皆さんがこうやって楽しみながら展示をしてくださっているからこそ。

全てのブースのご紹介はできませんが、次のチャンスにはぜひ近くでご覧いただきたいと思います。

明日はミニワークショップについてリポートします。

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