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アクセサリー  |  長南 芳子    Yoshiko Chonan

今回のFOCに、どんな作品をお持ちくださる予定ですか?

昨秋に初めて、街をテーマに展示会を行いました。その時に”羊飼いの納屋”や”糸杉並木”、門や小川にかかる橋など、街中から外へと広がってゆくオブジェが生まれました。それらを取り入れ、さらなる広がりを始めた”どこか遠くにある街”を作ります。
1つ1つは小さなオブジェだけれど、そこから生まれるのは広い世界。
目の高さを合わせて覗き込むと、自分が小さくなって街に入り込んだような気分になれます。
街の物語から生まれたアクセサリーも並びますので、ぜひご覧ください。

もの作りの背景を伝えるために、今年のFOCではどんな展示を企画されますか?

もの作りの楽しさを身近に感じてもらいたく、簡単ではありますが刻印体験ワークショップを2種類行います。
どちらも私が大好きな刻印という作業を体験していただく内容となっています。
刻印は金属加工の中でとてもシンプルな作業ですが、日常生活にない工程の為か、硬いと思われていた金属が簡単に凹む意外性か、実際にやってみるととても面白い作業です。何より、自分が一番好きな作業でもあります。
言葉では伝わらないこの面白さを、少しではありますが体験していただける場を作ろうと考えています。

倉敷で、FOC以外に楽しみにしている場所、モノ、コトがあれば教えてください。

岡山市立オリエント美術館。
オリエント文明の発掘品などを系統建てて見ることができる、日本有数の美術館だそうです。
考古学、発掘品好きにはたまらない場所ながら、なかなか行く機会が出来なかったのですが、岡山城のすぐ近く、岡山駅からもアクセスしやすいそうなので、今年こそ訪ねたいと思っています。

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