木工・漆 | 菅原 博之 Hiroyuki Sugawara
今回のFOCではどのような展示をされる予定ですか?
器に料理を盛った写真パネルを作品と一緒に展示いたします。
「木の器、漆器は、まだまだ扱い方に抵抗ある方がいらっしゃるかと思いますが、実はとても使い勝手がいいんですよ!」ということを伝えたいです。
来場者の皆様に食卓のイメージをどんどん膨らませていただける様な展示にしたいと考えております。
影響を受けた作品、作家など制作のバックグラウンドになるようなものはなんですか?
家で使う器、カトラリーは、自分で作ったものをずっと使い続けています。
そんな器で、毎日家族と食卓を囲み、次回制作への模索をする事が、日常の自然な流れとなっています。
必要なものとは、つい毎日手に取り使ってしまうもの。
使いたいものを作るという事は、ずっと使い続けられるものを試行錯誤して行く作業。
この先もそんなふうに作り続けて行けたらいいなと、思っています。