陶磁 ｜ 照井 壮 So Terui
今回のFOCではどのような展示をされる予定ですか？
定番の白い器、オブジェ、ナガレルイロシリーズなど展示します。
実演として作品「鏡餅」の制作をご覧いただけます。
影響を受けた作品、作家など制作のバックグラウンドになるようなものはなんですか？
常滑の鯉江良二先生の作品です。
学生時代に出会った彼の作品に憧れて、卒業後、直接訪問しそのまま2年間住み込んで修業しました。
彼の考えている焼き物は既成概念にとらわれていません。
現代アート、走泥社、古典、書、抽象彫刻、現代音楽など色々なアートをミックスさせて焼き物が出来上がっていく様子を間近で観ることができたのは、この上ない財産となっています。
私自身は有田の地で独立し、一般的に有田焼に使われている素材にあえて絞って作品を作っていますが、いわゆる有田焼のイメージからは遠い自由な領域で制作していきたいと考えています。