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陶磁  |  安達 健    Takeshi Adachi

今回のFOCではどのような展示をされる予定ですか?

より良い食事のために、器には料理を盛りたい。ただ容れて呑み下すのでなくて、盛り付けて食す。
容れ物である食器にどう盛り付けるのか、そこに焦点を当て日々三食を拵える僕自身が、展示する自作に惣菜を盛り付けてみせるデモンストレーションを行います。

長く使っている「もの」や、続けている「こと」を教えてください。
また、その理由や続けていくことで気づいた点などもあわせて教えてください。

「もの持ちが良い」とか「淡々と暮らす」などと言われることの多い僕は、確かに同じものを使い続け、同じことを繰り返しています。
保守的とかルーティンといったネガティブな見方もありますが、同じものを使い続けていてもその実、そのものは日々変化を重ねていて、同じことを続けているとその実、微細な変化に鋭敏でいられます。
進化を前提にされ、ことさらダイナミックな刷新を求められる時代ではありますが意外にも、そんな
かそけき変化の中にこそ最も大きな可能性が秘められているように思うのです。

きのうきょうあしたを滑らかに繋ぐ、そんな当たり前の生を大切にしていきたいと願っています。

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