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染・織・布・フェルト  |  高見 由香    Yuka Takami

今回のFOCではどのような展示をされる予定ですか?

日常で目にする風景の中で心に留まったものをモチーフに、糸を染め、織り上げた布を出展します。
鳥の羽やモザイクタイル、建築文様や果実など自身の心象風景を織り込んだ布を見て頂ければと思います。
新規出展という事で制作時のスケッチや毎回つけている制作ノートの展示、試織の小さな布たち、自分の手となって動いてくれている道具たちを持参し作品と共に見て頂き、作る背景を感じて頂ければと思います。

長く使っている「もの」や、続けている「こと」を教えてください。
また、その理由や続けていくことで気づいた点などもあわせて教えてください。

十数年の付き合いになる織る為の道具は全て木で作られています。
織り機をはじめ、糸を整え準備する為の道具は始めた頃からの相棒です。
中でもヨコ糸を飛ばす為の道具「杼(ひ)」は色を深め、角が取れて優しく私の手に馴染み唯一無二の存在になっています。
その道具の手入れは続けていること、「こと」というよりも気持ちをフラットにし制作に向かうルーティンになっています。道具は自分の手先となり動いてくれる大事なもの。体をケアするように道具の手入れをすることで気持ちが安定し、まっさらの状態で制作に向かえます。

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