染・織・布・フェルト | 武井 春香 Haruka Takei
今回のFOCではどのような展示をされる予定ですか?
柿渋と藍染めの蚊帳布、裂織のマット、バッグ、ヘンプショールなどを展示いたします。
長く使っている「もの」や、続けている「こと」を教えてください。
また、その理由や続けていくことで気づいた点などもあわせて教えてください。
渋柿の実、絞った液を染料として使います。
我が家の柿も採りますが、ほとんどが近所の農家の方からいただくものです。
夏の摘果の時期になると「今年も要るのか?」と声を掛けてくれます。
フレッシュな生ジュースで染めるとマットな優しい色、
発酵させた柿渋ではシャープなキリッとした色に染まります。